パナソニックが9月28日、新デザインを採用したBDレコーダ「ディーガ DMR-BRG3060/UBZ2060」を発表した。430mmが一般的だった横幅に対し、高さ80mm×幅215mm×奥行き215mmのコンパクトサイズを実現。ユニットシェルフなどが多いとされる、現在のインテリアにマッチした形となっている。
新デザインとして登場したのは、「DMR-UBZ2060/BRG3060/BRT2060/BRT1060」4モデル。いずれも、写真や動画などをディーガ内に保存でき、スマートフォンなどから見られる「おうちクラウド」機能に対応する。
ディーガとしてのBDレコーダー機能はそのままに、コンパクト化するため、チューナ部の小型化を実現。さらにB-CASカードを背面に縦型に挿入できるようにするなど、省スペース設計を徹底することで、幅215mmに収めたという。
UBZ2060のみ、Ultra HDブルーレイの再生に対応するほか、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、dTVなどの4K/HDRインターネット動画の再生も可能。BRG3060には地上、BS、110度チューナを6基搭載し、3人家族であれば、各自が2番組同時録画ができる環境を整える。
おうちクラウド機能は、無料の専用アプリを用意。スマートフォンから写真、動画をワンタッチで保存できるほか、別売のペットカメラ「KX-HDN205」(想定税別価格:2万4000円前後)との連携も実現。ペットカメラのSDカードに保存された動画をディーガに自動保存することで、スマートフォンや自宅のテレビで見られる。
写真の取り込みは、未送信分がわかりやすいよう、スマートフォン側に「ここからが新しい写真です」とアラート出すことが可能。ビデオカメラやデジタルカメラなどの機器からの取り込みに対応する「取込ボタン」も備える。
パナソニックでは、2017年秋モデルから、写真や動画をディーガに保存して家族で視聴する「おうちクラウド」機能を提案。「家族をつなぐ」をテーマに据えたところ、ディーガのウェブサイトにおける女性訪問率が42%(提案前25%)、ディーガ検討意向度が30~40代の女性で高まったという。
パナソニック アプライアンス社コンシューマーマーケティング ジャパン本部 AVC商品部部長に宮地晋治氏は「女性ユーザーの関心度が上がったことはディーガにとって大きな変化。レコーダーはスペックを見ながらお父さんが選ぶものだったが、家族をテーマに据えたことで、家族で選んでみんなで使う、おうちクラウドディーガへと進化できた」と市場の変化について話した。
またペットカメラとの連携については「ペットはかけがえのない存在で家族の一員。200万画素のカメラを搭載したほか、動作検知センサと赤外線センサによる自動追尾機能も備える。ペットの映像も家族みんなで見ることができ、家族をつなぐ提案になる」とコメントした。
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