Appleは米国時間9月24日、音楽認識アプリを提供するShazamの買収を完了したと発表した。「Shazam」アプリは間もなく、全てのユーザーが広告なしで利用できるようになる。
Apple Music担当バイスプレジデントのOliver Schusser氏はプレスリリースで、「AppleとShazamは長い歴史を共有している。Shazamは、App Storeを開設したときからあるアプリの1つで、今では世界中で音楽ファンのお気に入りのアプリになった」とした。
Appleは2017年12月、英国企業のShazamを買収し音楽部門を強化することを明らかにした。この時、Appleは金銭的な詳細を明らかにしなかったが、買収額は約3億ポンド(約440億円)と報じられた。
欧州連合(EU)の規制当局は4月、AppleとShazamがひとつになるとApple Musicが音楽ストリーミングビジネスで不当な優位を得るかもしれないとの懸念から、この買収の調査を開始し、その後、9月に承認した。
AppleとShazamにさらなるコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)