ソフトバンクは9月21日、iPhone XS/XS Maxを発売した。午前8時からの発売に伴い7時40分からソフトバンク銀座にて発売セレモニーをスタートした。
セレモニーには、ソフトバンク 代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳氏とCMに出演する上戸彩さんが登場。さらに今回は新たにバーチャルYoutuber(VTuber)のキズナアイさんが加わり、恒例のカウントダウンを盛り上げた。
2008年7月11日に日本で初となるiPhoneが発売されてから10年が経つ。今では、KDDI、NTTドコモらも発売するが、2010年まではソフトバンク(ソフトバンクモバイル)のみが取り扱っていた。
イベントでは10年前を振り返り、榛葉氏は「初代のiPhoneを発売して10周年になる。当時、表参道でイベントを開催した。一大イベントで、孫(ソフトバンク取締役会長の孫正義氏)も満面の笑みだった。10年前の感動を覚えている。10年経っても、感動をそのままに毎年イベントをし、ワクワクできるのはすばらしいこと」とコメントした。
初代発売セレモニーにも登壇し、10年間CMに出演する上戸さんも、「そのころはまだiPhoneがわからなくて、そんな私がiPhoneを持っていていいのかと思っていた。いまでは、詳しくなったなと思う」と振り返った。
榛葉氏は、これまでのiPhoneとして最も大画面となる6.5インチ(2688×1242ピクセル解像度、458ppi)のiPhone XS Maxを手に、「10周年にふさわしいiPhone。写真や動画を見ると素晴らしくきれいな大画面。チップの能力が向上し、あらゆる側面からバージョンアップしている。3つ機能をピックアップするならば、見てよし、持ってよし、能力向上。自信を持っておすすめする」とアピールした。
iPhoneユーザーの上戸さんは、普段から子どもや料理などをポートレートモードで撮影しているという。iPhone XSを使った印象として「ポートレートモードが速くなった。いままでは少し時間がかかっていたが、一瞬で撮って一瞬で編集してくれて、後から自分でボケ加減を調整できる。この機能だけでも新しいiPhoneが欲しい」と語った。
iPhone 3G発売から10年、App Storeも10周年--なつかしの当時を振り返る今回のiPhoneは、より大画面のiPhone XS Maxの登場と512Gバイトの大容量モデルが登場したことで、iPhone XSは最大15万2800円(税別)、iPhone XS Maxは16万4800円(税別)となり、価格の高さも話題となった。
これについて榛葉氏は、「端末の予約状況は例年並み。一番人気はiPhone XSの256Gバイトモデル、カラーはゴールド。だが、iPhone XS Maxに興味を持っている人も予想より多い」と説明した。
ソフトバンクは、5つの動画サービスと3つのSNSのデータ通信量がカウントされない新料金プラン「ウルトラギガモンスター+」を8月に発表している。さらに、Phone 5以降のiPhone、4Gスマートフォンを新規契約または機種変更し、ウルトラギガモンスター+に加入すると割り引く「ギガ使い放題キャンペーン+」も11月30日まで実施する。
また、48回割賦で、25ヵ月目で回収を条件に機種変更すると、旧機種の機種代金が最大半額、支払い不要になる「半額サポート」も継続中だ。
なお、半額サポートについて、ソフトバンクは9月21日に条件を変更。これまで機種変更後も半額サポート for iPhone、半額サポート for Android、機種変更先取りプログラムのいずれかに加入することを条件としてきたが、撤廃した。機種変更先取りプログラムの特典利用条件についも同様に、『機種変更後も、新スーパーボーナス(2年割賦)にて「機種変更先取りプログラム」「半額サポート for iPhone」「半額サポート for Android」のいずれかに加入すること』という条件を撤廃した。
一足早くiPhone XS/XS Max開封の儀--セットアップ、注目の機能を紹介CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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