Amazonは米国時間9月20日に開催された記者会見で、「Alexa everywhere」(あらゆる場所にAlexaを)というビジョンをさらに推し進める70以上の新しい製品を発表した。発表された製品は、「Echo Auto」や「Fire TV Recast」、新型の「Echo Show」「Echo Dot」など多岐に渡る。
同社はこの会見の中で、プログラマーがEcho Showをさらに効果的に扱うためのデザイン言語「Alexa Presentation Language」(APL)を発表した。
APLはグラフィックや画像、スライドショー、動画などを使った音声操作体験を構築するための言語で、現在プレビュー版が公開されている。こうした体験は、デバイスに合わせてカスタマイズすることができる。
対応デバイスには、Echo Showのほか「Echo Spot」「Fire TV」、一部の「Fire Tablet」が含まれる。
この言語を使用すれば、音声に合わせたグラフィックの表示や、ビジュアルのカスタマイズ、Alexaデバイスに合わせたスキルのビジュアルの調整などを行うことができる。
APLのコンポーネントには、スクロール表示、ページャー、シーケンス、レイアウト、音声出力と画面の同期などが含まれており、HTML5にも数カ月以内に対応するという。
APLに関連して、AmazonはAPLをスマートディスプレイや画面を持つあらゆるデバイスで利用できるようにする「Alexa Smart Screen and TV Device SDK」も発表した。このSDKは、AndroidおよびLinuxのデバイスで利用できる。
「Alexa Smart Screen and TV Device SDK」を利用すれば、サードパーティのデバイスでもEcho Showに似た体験を提供できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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