FiNCは9月20日、新たに約55億円強の資金調達を実施したと発表した。創業から累計100億円強の調達になるという。
今回調達した資金は、運動、栄養、睡眠領域における行動変容のためのAI(人工知能)開発や、ダイエットアプリ「FiNC」を中心としたマーケティング・プロモーションと海外進出、ハードウェアの開発やM&Aに充てる予定だという。
今回の第三者割当増資の引受先は、既存引受先のロート製薬、日本電気、第一生命保険の3社に加え、新規引受先となる資生堂、中部電力、帝人フロンティア、INTAGE Open Innovation Fund、アトラ、江崎グリコ、SOMPOホールディングス、FinTechビジネスイノベーション、講談社、J-WAVE、竹中工務店、みずほ証券プリンシパルインベストメント、広島ベンチャーキャピタル、横浜キャピタルの14社。
また同社は、既存株主をはじめ、引受先企業とヘルスケア分野でのAIを活用したサービス開発や共同マーケティングなどで、より強固なパートナーシップを構築するとしている。
さらに、創業期からのCTOで、日本ディープラーニング協会の理事でもある南野充則氏を代表取締役CTOとして選任。プロノバ代表取締役社長の岡島悦子氏を社外取締役として迎え入れた。これらの人事に合わせ、10月1日より「FiNC Technologies」を新たな商号とし、コーポレートロゴも変更する。
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