パナソニックは9月20日、新4K衛星放送に対応したBDレコーダー「4Kディーガ DMR-SUZ2060」を発表した。4K放送チューナを搭載し、Ultra HDブルーレイの再生にも対応する。発売は11月16日。想定税別価格は13万円前後になる。
新4K8K衛星放送は12月1日に放送を開始する。現行のBSデジタル放送の受信設備を利用し、右旋放送の6チャンネルが視聴でき、左旋用の新アンテナ設備を追加すれば、さらに18チャンネルの視聴が可能だ。
DMR-SUZ2060は、BS4K、110度CS4K、地上、BS、110度CSデジタルチューナ1系統と地上、BS、110度CSデジタル2系統を備えた3チューナモデル。4K放送と2K放送2番組のほか、2K放送3番組の同時録画を実現する。2TバイトのHDDを内蔵し、4K放送はDRモードのみ録画が可能。4K放送もダビング10に対応し、BDディスクへの保存もできる。
Ultra HDブルーレイの再生ができるほか、Netflix、dTV、Amazonプライム・ビデオなどの4Kネット動画の視聴にも対応。独自の「4Kリアルクロマプロセッサ」により、鮮度の高い美しい映像を再生する。
HDRにも対応し、映像の明るさを調整するダイナミックレンジレンジ調整や、HDR非対応テレビで視聴する場合に、映像の明るさを変えられる、ダイナミックレンジ変換調整機能も装備。AV分離出力ができるHDMI出力を2系統を備えたほか、4K/60p/36bit出力にも対応する。
「ディーガ」シリーズで採用する「おうちクラウドディーガ」機能も搭載。音楽や写真、動画などのコンテンツをディーガ内に保存し、専用アプリ「どこでもディーガ」をダウンロードしたスマートフォンから視聴することが可能。外出先からの録画予約やスマートフォンからの番組視聴にも対応するが、番組視聴は2K放送のみとなる。
サイズは高さ66mm×幅430mm×奥行き199mmで、重量約2.8kg。B-CASはカードから内蔵チップへと変更しており、B-CAS用のカードスロットはついていない。
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