スカパーJSATは7月12日、光回線を使ったテレビサービスにおいて、「新4K8K衛星放送」への対応を発表した。12月より順次提供を開始するBS右旋4K放送に加え、2019年夏以降、BS/110度CS左旋4K・8K放送の提供を予定し、NHKの8Kチャンネルを含む10チャンネル以上が新たに視聴可能となる。
新4K8K衛星放送を視聴可能なエリアは、フレッツ・テレビ等の提供エリアと同じ。12月1日からのフレッツ・テレビ等の利用料金は、「テレビ視聴サービス」利用の場合は月額税別300円で、「フレッツ・テレビ伝送サービス」等利用の場合は提供事業者により異なる。2019年夏以降の利用料金については、別途案内するとしている。
BS/110度CS左旋4K・8K放送は、周波数変換パススルーによる提供となり、テレビに専用アダプタを取り付けることで視聴可能となる。直前の同軸配線までは、現状のフレッツ・テレビ等と同じ周波数帯域を利用できるため、戸建て住宅、集合住宅にかかわらず、屋内設備を大幅に変える必要なく導入が可能だ。
フレッツ・テレビは、スカパーJSAT、NTT東日本、NTT西日本が2008年より提供しているサービス。今回の新4K8K衛星放送の開始にあたっては、スカパーJSATがテレビ視聴サービスを提供し、NTT東日本、NTT西日本が、テレビ視聴サービスの伝送に必要となる「フレッツ光」および「フレッツ・テレビ伝送サービス」を提供する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」