タブレットAI教材「atama+」、学習状況に応じて内容が変わる宿題アプリを公開

 atama plusは9月20日、タブレット型AI教材「atama+」において、生徒の学習状況に応じて内容が変わる宿題アプリ「atama+at home」の正式版を公開。また、新たな教材として「物理」「化学」の提供を開始したと発表した。

atama plus代表取締役の稲⽥⼤輔氏
atama plus代表取締役の稲⽥⼤輔氏

 atama+は、生徒一人ひとりの学習状況をAIによって分析し、個々の専用レッスンを提供するサービス。同社が用意したタブレット教材を解く生徒の理解度やミスの傾向、学習履歴、集中度などをリアルタイムで診断し、最適なルートのカリキュラムを自動で作成する。また、つまずいた原因をAIが特定して、必要な箇所を必要な量だけ学習させることも特徴だ。

 塾の生徒向けに提供しているタブレット型AI教材「atama+for student」は、現在、Z会エデュースや駿台教育センターをはじめとする学習塾を通じて、全国の中学⽣・⾼校⽣に利⽤されているという。また、塾講師向けのコーチングアプリ「atama+for coach」では、⽣徒のつまずき箇所を把握したり宿題を出したりできる。

 今回正式版を公開したatama+at homeは、塾の⽣徒⼀⼈ひとりのスマートフォンに、最適な宿題を提供するアプリ。atama+ for studentと相互連携しているため、各⽣徒の塾内での学習状況に応じた宿題が⾃動配信される。そして、宿題の学習状況に応じて塾内での教材も最適化されるという。講師向けのatama+for coachとも連携しているため、講師は各⽣徒の宿題量のコントロールやリアルタイムでの進捗の把握が可能になるとしている。

宿題アプリ「atama+at home」
宿題アプリ「atama+at home」

  また、これまで提供してきた「数学」や「英⽂法・語法」に加え、⾼校⽣向けに「物理」「化学」教材を公開。物理では、⽣徒がつまずいた箇所によって数学の講義を出すなど、教科間をまたがった学習が可能になるという。

⾼校⽣向けに「物理」「化学」教材を公開
⾼校⽣向けに「物理」「化学」教材を公開

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