PR TIMESは9月15日、福岡県福岡市と「福岡市のスタートアップ企業のPR分野の成長支援や情報発信・収集を図る」ことを目的に連携協定を締結したと発表した。
同日、福岡市の官民共働型スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」で開催されたテクノロジとクリエイティブの祭典「明星和楽 2018 Summer」において、高島宗一郎市長とPR TIMES代表取締役社長の山口拓己氏が、福岡市のスタートアップ企業の情報発信とメディア取材をオンライン化して、全国へ届ける構想を発表した。
福岡市との連携協定に基づき、同社は(1)オンライン記者クラブの活用、(2)オンライン記者発表会の活用、(3)広報セミナーや個別相談会の開催、という3つの取り組みを継続的に実施するという。
オンライン記者クラブの活用では、現役のジャーナリスト、メディア関係者からなるオンライン記者クラブ「POST」と連携。福岡市を拠点とするスタートアップ企業などと東京都中心のメディアをマッチングし、情報発信を促進する。
オンライン記者発表会の活用では、福岡市で同社が開催する記者発表会(1年間に2回を予定)において、福岡を拠点とするスタートアップ企業などの発表の機会を設ける。同社のネットワークを生かして域内メディアによる現地取材を実施するほか、域外メディアにはオンラインでライブ配信+素材提供(動画、写真、書き起こし)の実施を並行して行うという。
広報セミナーや個別相談会の開催では、スタートアップ企業などを対象とした広報に関する勉強会(セミナー)や個別相談会を開催。学生やスタートアップ支援側を対象とした同様のイベントも開催する。また、スタートアップ企業などの情報収集、起業家同士の交流のための窓口を設置するという。
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