VRイベントスペース「cluster」運営会社が約4億円の資金調達--開発や人材を強化

 バーチャルプラットフォーム「cluster」を運営するクラスターは9月12日、事業拡大に向け、XTech、グローバル・ブレイン、KDDIを引受先とした、第三者割当増資による総額約4億円の資金調達を実施したと発表した。

 clusterは、VR空間内で手軽にバーチャルルームを作ることができるサービス。他のユーザーを招いてイベントやミーティングなどが可能となっている。アルファ版のリリースを経て、2017年5月から正式サービスを開始。8月31日には、バーチャルYouTuberの輝夜月による初のバーチャルライブ「輝夜 月 LIVE@Zepp VR」を開催し話題となっていた。

 今回の資金調達により、プロダクト開発や人材採用強化を図っていくという。また、経営体制の強化を目的として、ユナイテッド取締役やメルカリ社外取締役などを務めた手嶋氏が、社外取締役として就任。さらにビジネスを加速させ、3年で1000億円を超える規模の経済圏インフラを目指すとしている。

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