見逃した人もいるかもしれないが、Appleは米国時間9月12日、比較的安価な新機種「iPhone XR」に長らく待ち望まれた機能が搭載されることを明らかにした。それは、片手で簡単にフラッシュライトやカメラを起動できる機能だ。
スワイプしてAppleのコントロールセンターを呼び出し、アイコンをタップするのではなく、iPhoneのロックスクリーンにある専用のフラッシュライトやカメラのボタンを押せるようになる。この機能は「iPhone X」には既に搭載されており、おそらく「iPhone XS」と「iPhone XS Max」にも搭載されるだろう。しかし、「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」では、最新の「iOS 12」ベータ版を入れても対応していない(米CNETが確認した)。
つまり、「標準的な」iPhoneに搭載されるのは初めてということになる。
ただし、フラッシュライトやカメラをうっかり起動させてしまう可能性があることには注意した方がよさそうだ。iPhone X、XS、XS Maxは圧力を検知する「3D Touch」画面を備えており、強く押した場合にフラッシュライトやカメラが起動する。これに対し、iPhone XRは触覚フィードバックに対応するのみで、3D Touchには対応していない。
iPhone XRは10月26日に発売予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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