Apple製品に関する限り、ヘッドホンジャックは絶滅の時を迎えたようだ。
Appleは米国時間9月12日のイベントで、「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」という新しいiPhone製品を発表した。新モデルの登場に伴い、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」「iPhone SE」は販売終了となる。これにより、最後までヘッドホンジャックを搭載していたモデルがすべて姿を消すことになる。
さらにヘッドホンジャックを求めるユーザーの傷口に塩を塗るように、Appleは最新のiPhone 2018年モデルでは、前モデルまで付属品となっていた「Lightning - 3.5 mmヘッドホンジャックアダプタ」を同梱することさえやめるようだ。今後、このアダプタは1000円(税別)で別売りされる。
Appleは2016年発売の「iPhone 7」から、ヘッドホンジャックを廃止していた。とはいえ、今回の決定は新しいiPhoneを買うか、愛用の有線ヘッドホンを使い続けるかの選択を迫られるユーザーを困惑させる可能性がある。
この件についてAppleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」