ブイキューブは9月13日、ウェブ会議システム「V-CUBE ミーティング」の新バージョンを公開した。WebRTCに対応し、専用アプリやプラグインなしに、PCブラウザからウェブ会議に参加できるようになった。
V-CUBE ミーティングは、ウェブ会議市場で国内シェア11年連続ナンバーワンのビジュアルコミュニケーションサービスとして、テレワーク環境の整備を支援。近年のニーズの高まりを受け、ウェブブラウザからワンクリックで会議を始められるWebRTC版の提供に至ったという。
なお、一般的なWebRTCサービスではP2P通信を採用しており、それぞれのPCのスペックとネットワーク環境に依存することから、複数人のやり取りでの負荷により挙動が不安定になることや、録画データの共有などの機能を提供することに課題があった。しかし、同社がもつ多拠点接続機能によって、負荷低減と安定挙動のメリットをそのままに、WebRTC対応ブラウザでもアプリケーションのインストールなしに利用できる環境を実現した。
専用アプリケーションをインストールしなくてもブラウザからウェブ会議に参加できるようになることから、ゲスト参加者などの利便性が向上するほか、会議以外にもオンライン商談やウェブ面接など、より広いシーンで利用しやすくなった。なお、従来通りのアプリケーションを活用した参加にも引き続き対応する。
また、proxy環境下での利用やテレビ会議システムとの接続も可能で、大企業などセキュリティに配慮したインフラ環境での利用にも対応している。
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