Argosは、音声で注文できるショッピングサービスを開始した。このサービスを利用すると、「Googleアシスタント」に商品を予約するよう指示しておいてから、店頭で受け取れる。
このようなサービスを提供するのは、英国の小売業者としてArgosが初めてだ。同サービスを利用すれば、Argosのカタログにある最大2万点の商品の在庫をチェックすることもできる。最寄りの店舗は、スマートスピーカの「Google Home」または「Google Home Mini」や、スマートフォン上のGoogleアシスタントを使って見つけることができる。
サービスを有効にしたら、「OK Google, ask Argos」(OK Google、Argosに頼んで)と呼びかけてから要望を言えば、サービスが開始する。たとえば、「OK Google, ask Argos to find me a new kettle」(OK Google、Argosに新しいケトルを探してもらって)と言う。すると、価格や商品を受け取りたい店舗に関する追加情報を求めてくる。
お目当ての商品が見つかったら、Argosからスマートフォンに通知が届き、ユーザーは注文を完了できる。その後、予約メールを兼ねた確認メールを受け取り、2日以内に店舗に出向いて、(支払いをして)商品を受け取る。
Argosは、Amazonとその音声制御型スピーカ「Echo」との激しい競争に直面しているが、BBCはアナリストらの話として、商品の購入にEchoを利用している人は少ないと指摘している。
Argosの最高経営責任者(CEO)を務めるJohn Rogers氏はBBCの取材に対し、次のように述べている。「今回のサービス開始は第一歩であり、アプリを有効にしたら突然売り上げが倍増するとは思っていない。しかし、人々がこれを使ってみたり試してみたりすることを期待している。それを切れ目のないプロセスにできれば、人々がなぜ使いたがるかも分かる」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力