「ヤフオク!」、送料を全国一律に--遠隔地は最大71%オフ、出品者負担のみ適用

 ヤフーは9月7日、同社が運営するインターネットオークションサービス「ヤフオク!」において、ヤフネコ!パック、ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)の配送サービス利用料を10月16日から改定すると発表した。

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 ヤフオク!では、落札者が入札時点で支払総額がわかる取引を推奨しており、後から送料を連絡する必要がない、送料出品者負担を選択しやすい仕組みを進めている。これまでは、荷物を配送する発送元から届け先の地域、サイズ、重さごとに送料を決定していたが、改訂後は送料負担の区分(出品者負担、落札者負担)ごとに変更する。

 送料を出品者が負担する場合は、送料を全国一律料金とし、サイズ、重さごとに送料が決定される。このため、沖縄や北海道、離島などの遠隔地への配送費は最大で71%オフと大幅に安くなるとしている。

 また、送料を落札者が負担する場合は、荷物を配送する発送元から届け先の地域、サイズ、重さごとに送料を決定。送料は値上げとなるものの、10月1日から10月15日までの取引は、切り替えの経過措置として旧料金となり、取引ナビにも旧料金が表示される。落札した最終入札日時を対象とし、値下げ交渉を実施した際には、出品者が値下げ交渉を受けた日時を入札日時として計算する。

 出品完了後に送料負担の変更はできないため、「送料負担」を「出品者負担」に変更する場合は再出品の必要があるという。また、落札後の変更もできない。さらに、コンビニエンスストアで商品を発送する場合、配送会社の荷物の受付までに時間を要する場合があり、配送会社での受付が10月16日になると、新料金が適用される。旧料金で取引したい場合は注意が必要となる。

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出品者負担時の送料
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落札者負担時の送料

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