Facebookは、同社で使う電力を、2020年中にすべて再生可能エネルギーで賄うという目標を発表した。同時に、温室効果ガス排出量の75%削減も目指す。
Facebookが再生可能エネルギーの利用を開始したのは2013年。このときは、風力発電で得た電力を購入した。これまでに購入契約した再生可能エネルギーは、太陽光と風力を合わせ3GW以上の電力に相当するそうだ。直近1年間の購入量は、2500MWを超えているという。
Facebookの場合、再生可能エネルギーの購入はカーボンオフセットを利用せず、実際に電力供給を受ける形で実行している。つまり、同社のデータセンターと同じ配電網に接続された風力発電所や太陽光発電所と契約しているのだ。
なお、2015年に立てた、2018年までに再生可能エネルギー率50%達成という計画は、1年早い2017年に51%でクリアしている。残る49%の内訳は、石炭が18%、原子力が14%、天然ガスが13%、その他が4%だった。
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