FacebookとGreepeaceは米国時間12月15日、電力網の再生可能エネルギー利用を促進し、データセンターのエネルギー効率を高めるために提携すると発表した。
FacebookはGreepeaceとの共同声明(PDFファイル)において、「クリーンで再生可能なエネルギー供給の優先的利用を表明する」データセンター運営方針を策定するほか、データセンターの効率に関する調査を継続するとともに、Facebookの運用に使うクリーンエネルギーの量を増やすよう公益事業者に強く求めていくことで合意した。
Greenpeaceは、Facebookがエネルギー効率の高いデータセンターの設計を共有するために設立した「Open Compute Project」を積極的にサポートしていく。また、公益事業者に対しては、消費者に自身のエネルギー消費に関するさらに多くのデータを提供するよう働きかけていく予定だ。これには、Facebookを使用して個人のエネルギー効率と認識を高めるためにOpowerが開発したアプリケーションも含まれる。
Greenpeaceは2010年、環境に優しいエネルギーをデータセンターで使うよう企業に圧力をかけるため、Facebook上で「Unfriend Coal」キャンペーンを立ち上げた。Greenpeaceは、巨大なデータセンターを運用する企業を含むすべての技術系プロバイダーに対し、よりクリーンなエネルギーシステムを推奨する政策を求めてロビー活動を行うよう要求している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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