カシオがアウトドア向けスマートウォッチの新製品「PRO TREK Smart WSD-F30」を発表した。バッテリ持続時間、表示機能、アプリ機能が向上している。
2017年モデルはバッテリ性能が弱点とみられていたことから、カシオでは新たなソフトウェアを開発し、バッテリを大量消費せず節約して使えるようにした。2017年モデルにも、カラー表示で満充電から1日半使える標準モードと、モノクロ表示で1カ月使えるモードがあった。今回追加された新しい延長モードでは、カラー表示を最大3日使うことができる。
また、モノクロ表示の際にも表示できる情報が増え、時刻だけでなく高度計、コンパス、気圧計が見られるようになった。
この新型スマートウォッチは家電見本市「IFA 2018」の会見で発表された。ブラック、ブルー、オレンジの3色展開。米国では549ドル(約6万1000円)で2019年1月に発売を予定している。
WSD-F30は、Googleの「Wear OS」(旧「Android Wear」)を搭載し、ランニングアプリの「Zombies, Run!」やスキーアプリの「Ski Tracks」など、いくつかのアウトドア向けウォッチアプリがこのデバイスに最適化されている。
WSD-F30はまた、GPSやオフライン地図など、2017年モデルでアップグレードされた機能をさらに強化している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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