ソフトバンクは8月29日、5つの動画サービス、3つのSNSのデータ通信量がカウントされない新料金プラン「ウルトラギガモンスター+」を発表した。8つの動画・SNSサービスが使い放題かつ、50Gバイト分のデータ通信を月額5480円から利用できるプランだ。9月6日から受付を開始する。
これにあわせて、2019年4月末までの期間限定で、動画やゲームなど国内で利用するあらゆるサービスのデータ通信量が0Gバイトになる「ギガ使い放題キャンペーン」も同日から開始する。
使い放題の対象となるのは、「YouTube」「AbemaTV」「TVer」「Hulu」「GYAO!」「LINE」「Facebook」「Instagram」の8サービス。「Twitter」は対象外となる。同社によれば、発表のタイミングまでに賛同にいたった事業者からスタートしているという。
加入した家族の人数に応じてウルトラギガモンスター+の月額料金を割引する「みんな家族割+」も新たに提供する。4人以上で利用する場合、1人あたり3480円で利用できるとのこと。
また、データ通信の利用の少ない顧客向けの新たな料金サービスとして、「ミニモンスター」の申し込み受け付けも9月6日に開始する。データ使用量に応じて4段階の定額料が自動的に適用され、基本プランを含めて月額1980円から利用できるという。
同日の記者発表会で登壇したソフトバンク代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳氏は、スマートフォンが登場して人々のライフスタイルが劇的に変化した一方で、「常にギガの節約が習慣化している」と指摘。この課題を解決するために、2016年に20Gバイト大容量プラン「ギガモンスター」を、2017年9月には50Gバイトの「ウルトラギガモンスター」の提供を開始したと話す。
同社が実施した調査によると、ウルトラギガモンスターの開始から約1年が経ち、ソフトバンクユーザーの新規契約/機種変更の70%が20Gバイト以上の料金プランに加入しているという。そのうちの90%が大容量プランに満足していると答えたことから、「さらなるストレスフリー」を届けるために、データ通信量を気にすることなく動画やSNSサービスが使える新料金プランを提供するに至ったと説明した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果