Intelは、ドイツで現地時間8月31日に開幕する家電見本市「IFA 2018」に先立ち、6つの新しいノートPC用CPUを発表した。UシリーズとYシリーズの新しいプロセッサがそれぞれ3種類ずつ、Intelの第8世代「Core i」シリーズに加わる。これまではそれぞれ、「Whiskey Lake」と「Amber Lake」という開発コード名で知られていたチップだ。
これらのチップは、主流のクラムシェル型から薄型ファンレス設計にいたるまでのノートPC、タブレット、2in1端末向けで、ギガビットWi-Fiの搭載をサポートする。Intelによると、ギガビットWi-Fiの搭載は、このクラスのコンシューマー向けPCとしては初めてだという。ギガビットWi-Fiを搭載するシステムには、「Optimized for Connectivity」というラベルが付けられるという。
「Core m」およびCore iファミリに追加される6種類の新CPUは、以下のとおり。
Intelは新CPUの発表に際し、同社の目標は、バッテリ残量の低下を心配しなければならないなどの問題点を解決することだと述べた。さらに高い電力効率により、新しいノートPCのバッテリ持続時間は最大16時間にまで延長可能だという。UシリーズとYシリーズのチップは、古いコンピュータを使い続けているユーザーにアップグレードしようかと思わせるほど、性能も向上させる可能性がある。Intelによると、5年以上前のPCをまだ使い続けているユーザーは多く、最新の第8世代CPUは、その5年前のシステムの性能を一般的に2倍に引き上げることができるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」