「Google Chrome」ブラウザは、米国時間9月4日に公開予定の「Chrome 69」で設計を刷新するようだ。
視覚的な変更の詳細は不明だが、「Material Design」の全面的な見直しで7月に公開された丸みのあるタブになる可能性が高い。
「Chrome Enterprise」のリリースノートでは、Chromeブラウザのアップデートについて、「Windows」との連携やセキュリティ、安定性に焦点を当てたいくつかの新機能に言及している。
リリースノートには、「注目点は、『Microsoft Windows 10』の通知センターとの連携、Windowsでのタッチパッドを使ったジェスチャーナビゲーション、オートフィル機能のアップデートなどだ」と書かれている。
セキュリティについては、「Password Alert」拡張機能を完全に統合し、疑わしいサイトがユーザーのアカウント(Googleアカウントと非Googleアカウント)にアクセスできないようにする。
また、「サードパーティーのコードをデフォルトでブロックする」、つまり(アクセスが一時的に有効にされない限り)外部のソフトウェアをブラウザプロセスに追加できないため、Chromeのクラッシュが減るはずだ。
今回のアップデートは、Adobeの「Flash Player」終了に向けた対応も含まれている。Chrome 69から、ユーザーはChromeを起動するたびに、サイトでFlashの実行を許可するよう求められるようになる。
米CNETはGoogleにさらなるコメントを求めたが、回答は得られていない。
分析会社StatCounterによると、Chromeは最も人気があるウェブブラウザで、2017年7〜2018年7月にウェブサイト利用の50%以上を占めているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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