ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)、日本医療機器開発機構(JOMDD)、MedVenture Partners(メドベンチャー)、US-Japan Medtech Frontiers(USJMF)は8月24日、医療機器などの医療イノベーションに関するピッチイベント「メドテック・イノベーションピッチ」の登壇者を募集すると発表した。応募締め切りは、9月28日必着。
同ピッチイベントは11月9日に、LINK-J主催、JOMDD・メドベンチャー・USJMF共催「メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ」内で開催される。
昨今、アジアを中心とした新興国での需要拡大などもあり医療機器産業は世界的に拡大。日本の医療現場においては、治療の質や患者のQOL向上、医師や医療スタッフの人手不足解消や医療の効率化につながる革新的な医療機器やヘルスケアサービスが必要とされているという。
こうした背景から、日本でも医療機器などの製品開発に取り組むアカデミアやスタートアップの活動が盛んになりつつある。新たな潮流をさらに活性化する目的で、医療イノベーションに関するピッチイベントを開催することになったとしている。
また、日本にはいわゆるユニコーンといわれるスケールの大きいスタートアップが渇望されていることもあり、同ピッチイベントでは、医療現場の課題解決と日本発の医療系ユニコーン企業の誕生を目指した医療イノベーションの担い手を対象に、ピッチ登壇者を募集する。
書類審査に通過した企業は、同ピッチイベントに参加し、日米のメドテック系ベンチャーキャピタリストら審査員達の前でビジネスピッチを実施する。
応募対象は、医療機器、デジタルヘルス、ヘルスケアサービス、その他医療・介護領域におけるテクノロジーに関するアイデア・技術・製品・事業(特許出願が無いアイデアの状態でも応募可能)を有し、その技術・製品・事業に関するプレゼンが可能な、企業、チーム、人物(学生可)。
優勝チームは、米国シリコンバレーのベンチャーキャピタル・インキュベーター・投資家らの訪問を中心とした海外派遣プログラム(シリコンバレーツアー3泊5日)参加のための渡航費(優勝チーム2名分)。最大1億円までJOMDDが事業化費用・海外展開支援費用として出資または、開発費補助のどちらかが賞品として授与される。
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