「ロケーション履歴」サービスが無効化された状態でもユーザーの位置データを収集していたことについて、Googleが訴訟に直面している。
この訴訟は、Associated PressがGoogleのデータ収集慣行について報じてからわずか4日後に提起された。報道を受けて、GoogleユーザーのNapoleon Patacsil氏が訴訟を起こした。
Patacsil氏の弁護士は米国時間8月17日に提出した訴状の中で、「Googleは自社のOSやアプリのユーザーに対して、特定の設定を有効にすると、ユーザーの位置情報が追跡されなくなると明示していた。その表示は誤りだった」と述べた。
Googleにコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この訴訟は、全てのGoogleモバイルユーザー(「Android」デバイスと「iPhone」の両方のユーザーを含む)の集団代表訴訟を目指しており、Googleがカリフォルニアプライバシー侵害法を含む複数のプライバシー法とカリフォルニア州憲法で保護されているプライバシー権を侵害したと主張している。裁判官は、原告の訴訟要求を承認するかどうか、そして、原告がGoogleの慣行の影響を受ける可能性のある米国の全ユーザーを代表して訴訟を提起できるかどうかを判断しなければならない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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