Fitbitは米国時間8月20日、フィットネストラッカーのボディにスマートウォッチ製品の機能を盛り込んだ最新のフィットネストラッカー「Fitbit Charge 3」を発表した。洗練されたデザインのCharge 3は、防水性能(水深50mまで)とグレースケールのタッチスクリーンを備えている。また、Fitbitのフィットネストラッカーとして初めて、相対SpO2(血中酸素飽和度)センサを搭載した。
このセンサを利用すると、血中の酸素濃度を測定して、睡眠時無呼吸などの健康状態を管理できる。さらに、Charge 3ではスマートウォッチの「Fitbit Versa」や「Fitbit Ionic」(どちらも相対SpO2センサを備える)と同様、「Sleep Score」という新しいプログラム(ベータ版)を2018年内に利用できるようになる。これは、最新のFitbit製品から入手できるあらゆるデータを利用して、ユーザーの睡眠に関するスコアを記録し、睡眠の質や与えている要因に関する情報を提供するというものだ。
また、テキストメッセージの返信(「Android」のみ対応)、女性の健康管理、カレンダー、アラーム、タイマー、天気予報など、Fitbitのスマートウォッチにある機能の多くを利用できる(ここに挙げたのは、ほんの一部だ)。
Charge 3のボタンは、本体の左側に1つだけある。Fitbitは、このボタンを「inductive(誘導型)」ボタンと呼び、Charge 3のデザインを新しくした理由の1つだとしている。
バッテリ持続時間は最大7日間だ。
Charge 3は10月に発売予定で、価格は149.95ドル(日本では1万9980円)。現在、Fitbitのウェブサイトで事前予約を受け付けている。NFCを搭載し「Fitbit Pay」でモバイル決済可能なスペシャルエディションの価格は、169.95ドル(2万3630円)となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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