Googleは、難聴に苦しんでいる人々の生活を今より少しよいものにしようとしている。
Googleは米国時間8月16日、補聴器メーカーのGN Hearingと協力し、今後のバージョンの「Android」で補聴器へのストリーミングをサポートできるようにする新たな仕様を作成していると発表した。つまり、Androidデバイスから補聴器の接続、ペアリング、モニタリングが可能になるということだ。
この取り組みは、Appleの補聴器サポートプログラム「Made for iPhone」に続くものだ。
Appleが先行しているが、Googleの動きはより大きな影響をもたらす可能性がある。世界のスマートフォンの85%はAndroidを搭載しているとされるためだ。iOSのシェアは14.7%となっている。
世界保健機関(WHO)が3月に公開した統計によると、世界では約4億6600万人が聴覚障害を抱えており、多くの人がAndroidのサポートから恩恵を受ける可能性があるかもしれない。
Androidによる補聴器のサポートは、音質を高く保ちながら、バッテリ持続時間への影響は低く抑えるよう設計されている。この補聴器のサポートに関する詳細は、Androidの仕様のページで確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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