Samsung Unpacked 2018 Galaxy Note9発表イベント
提供:Sarah Tew/CNET
サムスンは米国時間8月9日、ニューヨークのブルックリンで開催した同社の「Unpacked」イベントで「Galaxy Note9」を発表した。
サムスンが今回発表した最新主力端末については、イベントに先立ち、多くの情報がリークしていた。ハイエンドとローエンドの二極化が進む同市場のハイエンド側を狙う製品で、「Android」を搭載する低価格の競合製品を寄せ付けない、高級モデルとなっている。
Galaxy Note9は8月10日に予約受付が開始し、一部の市場で8月24日に発売される。米国では、128Gバイト版はAmazon、Best Buy、サムスン、Target,、Walmartなどで999.99ドル、512Gバイト版はAT&T、T-Mobile、Verizon、U.S. Cellular、サムスンで1249.99ドルで販売される。
主な特徴は以下のとおり。
- バッテリは4000mAhで、1回の充電で1日中利用できるという。サムスン製品のバッテリとしては最大容量。
- ストレージは128Gバイトと512Gバイトのモデルを用意。microSDカードスロットを装備し、ストレージは合計1Tバイトまで拡張可能。
- 端末背面の指紋センサは、カメラレンズの下に移動。
- 「DeX」により、HDMIアダプタなどでモニタやキーボードに端末を接続可能。
- 「Flaw Detection」搭載のインテリジェントなカメラ。また、コンテキストや設定を認識してシーンを調整する。
- 前面カメラは8メガピクセル、背面デュアルカメラは12メガピクセル。カメラを支えるソフトウェアが改良されており、よりスマートになっている。
- 1つの電源コンセントで2台同時に充電できる「Wireless Charger Duo」。ウェアラブルや他のスマートフォンもパッドで同時に充電可能。
- 「Sペン」はBluetooth機能を搭載。10mの範囲内でリモコンとして機能可能。
- SペンはGalaxy Note9に格納しておけば充電され、約40秒の充電で約30分使用可能。
- Sペンのリモートカメラ機能でカメラを制御できる。設定に応じてアプリケーションの操作も可能。
Note9をどう見るか
S Penの機能は大幅に強化されている。Note9がサムスン史上最高の「Note」製品で、手書きを好むユーザーに訴求するのは間違いない。
2017年のNote8ではやや保守的だったように見受けられたサムスンだったが、今回は過去の教訓を生かしてデザインにいくつか改良を加えている。全般的に、サムスンはNoteシリーズを、顧客に提供している最高のサムスン端末と位置づけているようだ。
これまでGalaxyを支えてきた要素は、Note9にも受け継がれている。「Infinity Display」、最高水準のプロセッサ、Gigabit LTE、3.5mmの標準ヘッドホンジャック、高い防塵防水性能、高速ワイヤレス充電、最大容量のカードに対応するmicroSD拡張カードスロット、「Knox」のサポートなどの要素で構成されている。
Galaxy Note9の仕様
- ディスプレイ:6.4インチ Quad HD+ Super AMOLED、2960x1440ピクセル解像度
- OS:Android 8.1 Oreo
- RAM:6Gバイト/8Gバイト LPDDR4
- ストレージ: 128Gバイト/512Gバイト内蔵+microSDスロット
- カメラ:(背面)デュアルカメラ
- ワイド 12メガピクセル、f/1.5、f/2.4
- テレ:12メガピクセル、f/2.4
(前面)8メガピクセルf/1.7
- 防水防塵性能:IP68防水防塵
- コネクティビティ:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)VHT80 MU-MIMO、1024QAM、Bluetooth 5.0 LE(最大2Mbps)、ANT+、GPS/Glonass/Galileo/BaiDou、MST、NFC
- センサ:加速度センサ、気圧センサ、指紋センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、ホールセンサ、心拍センサ、近接センサ、環境光(RGB)センサ、虹彩センサ、圧力センサ
- バッテリ容量:4000mAh
- サイズ:161.9mmx76.4mx8.8mm、201g
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。