LINEは8月7日、同社のスマートスピーカに搭載されているAIアシスタント「Clova」のスキル(機能)を開発者が公開できる「Clovaスキルストア」を開設したと発表した。利用者は、スマートフォン向けのLINE Clovaアプリからスキルを追加できる。
同社は7月12日に、開発関連ドキュメントなどを記載したClovaスキル開発サイト「Clova Developer Center」を開設。スキルをサードパーティの外部企業や一般の開発者が作成できる「Clova Extensions Kit」を一般公開していた。
今回公開したClovaスキルストアによって、開発者はClova Developer Center上で開発したスキルを公開でき、LINEのスマートスピーカ利用者も公開されたスキルによって、機能を拡張できるようになった。同社によると、オープン時点で27社60以上のスキルが登録されており、今後も順次拡大する予定だという。
Clovaだからこそ実現したスキルも多数提供しているという。たとえば、Clova搭載デバイスでの運行状況案内に加え、LINEメッセージで振替輸送情報が届く東急電鉄のスキルや、Clova搭載デバイスを通して質問に回答するだけでLINEメッセージへヘルスケアメニューを案内するFiNCのスキルなどだ。
また、よりそうが提供する、気分に合わせてお坊さんの法話を聞けるスキルや、女子高生キャラクターが時間を教えてくれたり、会話を楽しんだりできるサイバードのスキルなど、コミュニケーションに重きを置いたLINE Clovaらしいスキルも揃っているという。
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