MRステージ第2弾告知も--「アイマス プロデューサーミーティング2018」を実施

 幕張イベントホールは2日間とも満員。集まった“プロデューサーさん”たちは、キャスト陣によるトークやライブなどで盛り上がっていた。

 幕張イベントホールは2日間とも満員。集まった“プロデューサーさん”たちは、キャスト陣によるトークやライブなどで盛り上がっていた。

 バンダイナムコエンターテイメントは8月4~5日、ゲームを基点に多方面で展開している「アイドルマスター」をテーマとしたイベント「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2018 What is TOP!!!!!!!!!!!!!?」を、幕張メッセイベントホールにて開催。アイドルマスター関連の新情報を発表した。

 大きな発表となったのは、DMM VR THEATERで4~5月まで開催され、反響を呼んだホログラフィックライブイベント「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆」のセカンドシーズンとなる「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON」の開催。主演となるアイドルが日替わりとなっており、セカンドシーズンでは天海春香、萩原雪歩、高槻やよい、秋月律子、三浦あずさ、菊地真、双海亜美・真美が主演を務める。開催日は9月15日~10月8日の間、10月1日を除く毎週土、日、月曜日。チケットは全席指定で6300円(税込)となっている。

「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON」日程・主演アイドル
「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON」日程・主演アイドル

 発売中のPS4用ソフト「アイドルマスター ステラステージ」については、今回のイベントを記念したセールを実施。ダウンロード版本編が40%割引となるほか、本作のダウンロードコンテンツと「アイドルマスター プラチナスターズ」の一部ダウンロードコンテンツも20%割引となる。期間は、8月6~19日まで。

 スマートフォン向けゲームアプリ「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」については、新曲「TOP!!!!!!!!!!!!!」を追加。8月12日23時59分までは、楽曲購入画面から無料でダウンロードが可能。それ以降は有償ミリオンジュエル60個で購入できる。また、765PRO ALLSTARS13人分の「トップ!クローバー+(765PRO ALLSTARS)」衣装も追加。有償ミリオンジュエル2000個で購入できる。

 Nintendo Swichとニンテンドー3DS向けソフト「ネコ・トモ」とのコラボも発表。ネコ・トモのゲーム内で合言葉を入力すると、「アイドルマスター」「アイドルマスター シンデレラガールズ」「アイドルマスター ミリオンライブ!」「アイドルマスター SideM」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のコラボ衣装が手に入る。また、全ての衣装を揃えると、特典として「プロデューサーポロシャツ」が獲得できる。コラボ第1弾として、高槻やよいのトップ!クローバー衣装が発表されている。合言葉はコラボムービーで確認できる。

 このほか、2017年10月に日本武道館で開催された765プロとミリオンスターズによる合同ライブ「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」について、Blu-rayを11月21日に発売することも発表した。

765プロキャスト陣によるトークや朗読劇、そしてライブステージが展開

   アイドルマスターシリーズでは、キャスト陣によるさまざまなイベントが展開されており、このプロデューサーミーティングは、長年シリーズを彩ってきた765プロのキャスト陣によるトークや朗読劇など企画要素を盛り込み、ライブステージも行うイベントとして2017年1月に初開催。今回で2回目となる。会場は2日間とも満員になったほか、ライブビューイングは国内だけではなく香港、韓国、台湾といった海外でも行われるほど、注目を集めたイベントとなった。

 出演したのは、天海春香役の中村繪里子さん、如月千早役の今井麻美さん、萩原雪歩役の浅倉杏美さん、高槻やよい役の仁後真耶子さん、秋月律子役の若林直美さん、三浦あずさ役のたかはし智秋さん、水瀬伊織役の釘宮理恵さん、菊地真役の平田宏美さん、双海亜美・真美役の下田麻美さん、四条貴音役の原由実さん、我那覇響役の沼倉愛美さん。さらに、アニメ版プロデューサー役の赤羽根健治さん、ステラステージに登場する961(くろい)プロダクションのアイドル・詩花(しいか)役の高橋李依さんもゲストとして登壇。

 冒頭では、場内のコンサートライトが赤と白で分かれて盛り上がる「紅白応援V」を披露したのち、ファンである“プロデューサーさん”による事前アンケートをもとにトークを行う「プロデューサーズ・ボイス2018!」では、765プロやアイドルマスターに関するさまざまな話題が展開。すでに13年もの積み重ねがあるだけに、個々の出来事でも話題が尽きないという様子。

 1日目では、若林さんがステラステージについて魅力を熱弁しても物足りない様子で、時間制限なく語ることができるネット番組を要望するほど。ほかにも、今井さんが初代作であるアーケード版での思い出を語ったほか、平田さんは765プロを“実家のお味噌汁”と表現して最高の場所と語り、さらには下田さんが得意とするたかはしさんのモノマネを披露するなど、感心するところもあれば笑いもある、そんなフリーダムなトークが展開された。

 2日目では、主要スタッフも交えてのトークが展開。イベントの時系列に沿って振り返るなか、若林さんが、初期のイベントではダンスの振り付けを自分たちで考えたり、衣装も自前で用意するといった手作り感のあるものだったと語ったほか、途中参加になる原さん、沼倉さん、浅倉さんの当時の心境、4周年ライブツアー大阪公演がインフルエンザにより中止(のちに振り替え公演を実施)、生バンドでのライブに挑んだことなど、さまざまな思い出も語られた。

 朗読劇のコーナーでは、765プロのアイドルたちがフェスに挑むべく、2つのチームに分かれてアイデアを考えるというシチュエーションで、合間合間にゲームでもおなじみの選択肢が登場し、コンサートライトを振るか振らないかによって選択。展開が変化するという参加要素も設けられていた。

 1日目ではセクシーな盆踊りや特撮風のシーン、ものまねも披露するなど笑いが絶えない展開に。2日目では、架空の“女の子の禁断の恋愛”のシーンがあり、なかなか見慣れないシチュエーションであるだけに、大いに盛り上がっていた。また両日とも後半では、高橋さんが詩花として登場し、765プロのアイドルたちとの掛け合いに参加した。

 ライブコーナー前では、主要スタッフやゲーム制作陣が登壇してのトークセッションも設けられた。1日目には主要スタッフが登壇し、さまざまな思い出が語られるなか、アイドルマスターシリーズ総合プロデューサーを務めるバンダイナムコエンターテインメントの坂上陽三氏は、「13年間で一番忘れられない出来事は?」という質問に対して、2006年1月に行われた、アイドルマスターとして初のイベントとなる赤羽会館でのシークレットイベントを挙げる。当時はコンテンツのポテンシャルを図りかねていたなか、当日は大雪に見舞われたなかでも多くの来場者が待機していたのを見て、感謝とともに決意を固めた出来事だったと振り返った。

 2日目には、開発プロデューサーを務める加藤正隆氏をはじめとした、バンダイナムコスタジオのステラステージ制作スタッフが登場。ゲーム開発のさまざまな秘話が語られ、リードキャラクターアーティストの阿部貴之氏は、詩花のホクロについて、紙の汚れを見間違えて設定したものが結果的にそのまま採用されたといった裏話や、プログラマの土井良文氏は、パラメータ設定のミスであずさの胸が揺れなくなるバグが発生したといった話題も披露された。

 ライブコーナーは、星井美希のライブ映像上映を経てキャスト陣のライブパートへ。ステラステージのテーマソングである「ToP!!!!!!!!!!!!!」を皮切りに立て続けに披露。そして、高橋さんによる「Blooming Star」がステージ初披露。歌声を会場内に響きわたらせながら、壮大さを感じさせる曲を歌い上げ、終了時には大きな拍手に包まれていた。

 開催に先駆けて抽選で決まったユニットに対して、プロデューサーさんが曲やユニット名を決める「みんなで選ぶ!ユニットソング!!」のコーナーも実施。1日目は、釘宮さん、原さん、沼倉さんの3人が「プロジェクト・イオリー」として「きゅんっ!ヴァンパイアガール」、下田さんと中村さんの2人が「あみまみあまみ」として「サニー」を披露。2日目はたかはしさん、若林さんの2人が「パジャマパーティー」として「シャララ」、仁後さん、今井さん、浅倉さん、平田さんの4人が「ダブルデート」として「アマテラス」をそれぞれに披露。ここだけの組み合わせ、そして久々に披露された曲もあり、盛り上がっていた。

 終盤のあいさつのなかで、1日目では普段のライブとは違う一面が見られるプロデューサーミーティングの2回目ができたことに対して、喜びや充実感が次々に語られた。一方で2日目にはアイドルマスター、そして765プロに対する思いの強さを次々に語り、13年経過してもなお前線で走り続けたい、プロデューサーさんとともにありたいという意志の強さを感じられるコメントとなっていた。そして中村さんがステージから降りる間際、「また会いたい!」と声を上げたのが印象に残った次第だ。

(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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