Facebookは米国時間7月31日、モバイルアプリのナビゲーションバー(「iPhone」では画面下部、「Android」端末では画面上部)について、ユーザーが最も頻繁に使うプロダクトのショートカットを表示するようデザイン刷新を進めていることを明らかにした。
これまでは、国が同じなら全員に同じアイコンが表示されていた。米国では、ニュースフィード、お知らせ、メニュー、動画専用タブ「Watch」、「Marketplace」(物を売買するフリマ機能で、いわばCraigslistのFacebookバージョン)の5つだ。それが今回、ニュースフィード、お知らせ、メニューのアイコンが全員に表示され、あとはよく使う項目のアイコンが表示されるようになる。たとえば、プロフィール、友達リクエスト、Marketplace、グループ、Watchなどのアイコンが表示される。
Facebookによると、表示されるアイコンは当初、利用状況に基づいて自動で選ばれるが、ゆくゆくはユーザーが目にするものをより自由に管理できるよう設定を刷新したいという。
プロダクトマネージャーのAlexa Andrzejewski氏は声明の中で次のように述べた。「当社は、個人のFacebookの使い方を反映したショートカットをナビゲーションバーに導入したい。そのために、各個人が最も頻繁に使うプロダクトへ容易にアクセスできるよう、モバイル版のショートカットをカスタマイズする」
Facebookによると、パーソナライズされたナビゲーションバーには大抵の場合、4〜6個のアイコンが表示されるようになる(ナビゲーションバーに表示されていないプロダクトも、メニューアイコンからアクセスできる)。Facebookがナビゲーションバーに新しいアイコンを追加すると、アラートが送信される。
このデザイン刷新は、これから数週間かけて全世界のユーザー20億人超に展開されるが、テストはすでに2月に始まっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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