ハリー・ポッターの「魔法の杖」をプログラミングできる--Kanoの新STEM玩具

Mike Sorrentino (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年07月25日 11時18分

 ウィザーディング・ワールドから着想を得た初のSTEM(科学・技術・工学・数学)製品を使って、ハリー・ポッターとコーディングがプログラミングの魔法をかける。

 英新興企業Kanoが現地時間7月24日に発表した「Harry Potter Kano Coding Kit」は、「iOS」や「Android」「Windows」「Mac」のアプリを使って、魔法の杖をプログラミングできる機能を子どもたちに提供する。杖にはモーションセンサが内蔵されており、杖を振ると魔法が有効になる。

提供:Kano
提供:Kano

 競合するプログラミング玩具である「Ozobot Evo」や「Robotics Engineer Barbie」と同様、Kanoのアプリもデジタルブロックを使って、子どもたちがコマンドを組み合わせるのを支援する。アプリには70のプログラミング課題が含まれており、デジタルブロックを使ってこれらの課題を解くと、そのスキルを使って、自分の好きな特殊効果をアプリで作成できるようになる(残念ながら、杖を振って実際に羽根を飛ばすことはできないが、「iPad」上でそれをやることは可能だ)。

 このプログラミングキットに含まれるハリー・ポッターの魔法には、インセンディオ(燃えよ)ステューピファイ(麻痺せよ)ウィンガーディアム・レヴィオーサ(浮遊せよ)などからヒントを得たものがある。プレーヤーは「Kano World」ウェブサイトを使って、自分の作成したプロジェクトをほかのプレーヤーと共有することもできる。

 Harry Potter Kano Coding Kitは10月1日に発売予定だ。Kanoのウェブサイトで先行予約の受付が既に開始されている。価格は99.99ドル(約1100円)。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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