スペースマーケット修繕サービスは、空間デザインなどを請け負うユニオンテックが手がける工事マッチングアプリ「クラフトバンク」により実現したもの。クラフトバンクは、「修繕やメンテナンスを依頼したい人」と「腕の良い建設職人」を結ぶサービスで、職人の空き時間をリアルタイムで確認し、手の空いている人に工事を依頼できる。
仲介会社を含まないため、通常に比べ約40%ほど工事価格の削減ができ、ホストの経済的な負担を軽減することが狙い。職人はユニオンテックの独自審査をクリアした人のみが登録でき、仕事の内容はもちろん、コミュニケーション力なども加味して審査しているという。
修繕内容はドア修理(参考価格:9890円)、水道管トラブル(同:1万6100円)、壁紙クロス張替え(同:1万8400円)など。現在約300人が登録しており、スペースマーケットのホスト向けページから申し込める。対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、今後順次拡大していく予定だ。
依頼内容に応じて、ホストにヒアリングをし、工事依頼をサポートするコンシェルジュサービスも用意。空間デザインの相談や、よりスムーズな工事ができることがポイントだ。
スペースマーケットでは、9000以上のスペースを用意。2014年のサービス開始から約4年が経過し「もう少しおしゃれな空間にしたい」「壁紙を張り替えたい」などの要望も出ていたとのこと。従来はホストが近隣の工事会社にお願いしていたが、小規模なリフォームやリノベーションなどを請け負える環境を整えることで、ホスト向けのサポートを強化する。
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