スペースマーケットと西武信用金庫、民泊などスペースシェア活用で包括協定を締結

 スペースマーケットは6月15日、西武信用金庫と民泊などのスペースシェア活用における包括協定を締結したと発表した。スペースマーケットとして金融機関と提携するのは、今回が初めてとなり、これを機に、全国の信用金庫、地銀などと連携を進め、スペースの有効な活用を促進することで人口減少による空き家問題等の社会課題を解決し、地域社会に貢献していきたいとしている

左から、スペースマーケット 代表取締役の重松大輔氏、西武信用金庫 理事長の落合寛司氏
左から、スペースマーケット 代表取締役の重松大輔氏、西武信用金庫 理事長の落合寛司氏

 今回、住宅宿泊事業法施行により合法で民泊を展開できることになったことを受け、民泊等スペースシェアを活用する包括協定を締結。西武信用金庫の顧客が所有するスペースの収益化や、相続物件の有効活用等をスペースマーケットと連携してサポートし、民泊などのスペースシェアを推進する。

 具体的には、西武信用金庫が顧客に対する民泊等スペースシェアの提案、リノベーション支援を担当。スペースマーケットは、西武信用金庫の顧客へのスペース掲載サポート、地域内での民泊等スペース活用勉強会の実施などを担当する。

 スペースマーケットは、スペースをネットで1時間単位から貸し借りできる「時間貸し」のマーケットプレイスとして、2014年にサービスを開始。西武信用金庫は、東京都、埼玉県、神奈川県の一部を営業地域とし、事業支援、街づくり支援、資産形成および管理支等のサービスを提供している。

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