NTTドコモは7月19日、シェアリングサービスが提供しているオンライン駐車場予約サービス「トメレタ」に関連する資産譲渡契約をシェアリングサービス、CPホールディングスと7月5日に締結したと発表した。資産譲渡日となる8月21日以降は、ドコモがトメレタを運営する。
トメレタは、インターネットを介して駐車場の貸し主と借り主をつなぎ、駐車場の1日貸しが可能なオンライン駐車場予約サービス。駐車場の貸し主の初期コストが不要である特徴を生かし、日本国内において都心部から郊外に存在する遊休地を中心に約500地点の駐車場を提供している。
ドコモは、2017年7月より、東京都心部を中心に時間貸しが可能な「docomoスマートパーキングシステム」を、駐車場事業者向けに提供している。ユーザーは専用のスマートフォンアプリ「Smart Parking Peasy」を通じて利用でき、現在は平日昼間時間帯を中心とした短時間の駐車に利用されているという。
今回の資産譲渡契約の締結によりドコモは、トメレタとdocomoスマートパーキングシステムの運営を集約。相互連携を9月に予定しており、運営駐車場の相互利用の推進する。さらに、サービス提供体制を統合(コンタクトセンター機能とサービス提供インフラの統合)するという。
譲渡契約後のサービス活用の具体的な想定として、イベントスポット近くの駐車場において、土日やイベント開催日はトメレタで31日前から一日貸し、平日やイベントのない日はSmart Parking Peasyを通じて当日に時間貸しをするといった、周辺需要の変動に合わせて運営する例などを挙げている。
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