BMWは米国時間7月17日、カーシェアリングアプリ「ReachNow」で配車サービスを開始したと発表した。ユーザーは自分の好みによって、自ら運転するか他人に載せてもらうかを選ぶことができる。BMWによると、1つのアプリで両方の手段を提供するのは同社が初めてだという。
ReachNowのアプリでは、移動手段が「Drive」と新たな「Ride」の2つに分類される。Driveはこれまでと同じで、ReachNowの1台の車両(BMW、BMW iまたはMINI)に対して利用時間を予約することができる。利用時間に応じて1分、1時間、または1日単位で料金を支払う。
一方Rideは、一般的な配車サービスだ。ReachNowでは、「一貫した高品質の」エクスペリエンスを確保するために、プロのドライバーを用意する。ユーザーは事前に好みを設定することができ、ドライバーはそれに応じて車内温度を設定したり、特定のラジオ放送を流したりする。「静かな時間」という設定も用意されており、話しかけられたくない場合はドライバーに伝えることができる。配車は20分後から7日後までの範囲で予約できる。
どちらの移動手段を選べばよいのかわからない場合は、アプリがその判断を支援してくれる。一方が他方よりも明らかにはるかに安いという場合は、新しい目的地バーに、RideとDriveの両方の推定料金と到着時間が表示される。
この仕組みはまずシアトルなどで限定的に提供される。Rideに興味のある新規会員は、登録料金が免除される。Rideの価格体系はきわめて単純明快だ。1マイル(約1.6km)あたり2.40ドルに加えて、1分あたり40セントを支払う。最低合計料金は3.24ドルで、特別料金が設けられる時間帯などはない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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