大企業が「Instapaper」のような小規模で人気の高いサービスを買収すると、その提供が終了してしまうのではないか、という不安は常につきまとう。欧州連合(EU)の 一般データ保護規則(GDPR)の施行を受けて、企業が製品のアップデートへの投資よりも製品の廃止を検討する可能性があることを考えると、なおさらだ。
しかし、Instapaperの提供が終了することはないようだ。記事ブックマークアプリのInstapaperは2年前にPinterestに買収されたが、今回、Pinterestから独立してInstant Paperという企業を創設することになった。
同社の公式ブログ投稿によると、会社の所有者が変わることを除けば、大きな変化は無い見通しだという。
Instapaperチームの声明には、「この5年間、Instapaperに取り組んできたチームが、今後もこの製品の構築と保守を担当する。われわれは当面、読者と読書体験に注力する強力なサービスを提供し続ける予定だ」と書かれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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