ベネッセ、スキマ時間に「1分」で自主トレできるスピーキングアプリ--高1に提供へ

 ベネッセコーポレーションは7月12日、「進研ゼミ 高1講座」において、1分間で英語スピーキングの自主トレができるアプリ「1分スピーキング」を7月20日に提供することを発表した。キャラクターとの会話を通じて、スキマ時間に楽しみながら発話の練習ができる。会員向けに提供するもので追加費用はかからない。

千葉雄大さん(中央)、高1モデルの伊藤小春さん(左)
千葉雄大さん(中央)、高1モデルの伊藤小春さん(左)

 2020年の大学入試から、英語は現在の「聞く」「読む」の2技能から、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能評価に変わる。これを受けて、高1講座では4月から外国人講師によるオンラインレッスンサービス「Online Speaking」を導入したところ、満足度95%という高い評価を得られたという。

 その一方で、「発音に自信がなく、外国人講師とのレッスンに踏み出せない」という声もあったことから、発話への抵抗感を減らすための第一歩として自主トレができる1分スピーキングを開発したと説明する。

 利用者は最初に好きなキャラクターと、会話シーン(テーマ)を選ぶ。レッスン内容は、高校生に身近な日常会話を通じて、検定試験にも役立つ応答・説明・意見などの表現力が身につくように設計されており、1500フレーズ以上の発話をトレーニングできるという。また、発音判定システムがレッスン中の発話を自動判定して改善点を示してくれる。

1分スピーキングの利用画面
1分スピーキングの利用画面
発音の自動判定をしてくれる
発音の自動判定をしてくれる

 レッスンのカリキュラムは、英語国際標準規格CEFR A1〜2レベルを中心とした内容で、Online Speakingと連動しているという。1分スピーキングで月90分相当(1日3分取り組んだ場合)の発話トレーニングをして心理的ハードルを下げた後、Online Speakingで月1回15分ほど外国人講師と会話練習をする組み合わせによって、自信につながる発話量を担保したいとしている。

サービスの3つの特徴
サービスの3つの特徴

 なお、サービス開始を記念して、7月20日から8月25日までの期間限定の会話キャラクターとして、タレントの千葉雄大さんが登場する。千葉さんと実際に会話をしているかのようなシーン設定で、期間中は何度でもトレーニングできるという。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]