Twitterは米国時間6月28日、ユーザーのツイートフィードに表示される広告で、米連邦選挙キャンペーン広告などの透明性を高める新しいツール「Ads Transparency Center」の立ち上げを発表した。Twitterは、2018年の米中間選挙を前に、情報の透明性を向上する取り組みを進めているようだ。
このポータルでは、広告主の支払額や、広告のターゲットを絞るために使用した項目に関する情報なども提供する。政治関連の広告であることを示す視覚的なバッジなどもTwitterフィード内に表示される。
Twitterのレベニュープロダクト担当ゼネラルマネージャーを務めるBruce Falck氏は、「これによってユーザーは、政治キャンペーン広告を簡単に識別し、広告の支払元や、候補者に承認されているかどうかを知ることができるようになる」とブログ記事で述べている。
透明性の向上を目的とするこのツールは、2016年の米大統領選へのロシアの干渉疑惑を受け、Twitterがサービス改善に向けて実施している広範な取り組みの一環となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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