VAIO、東映、クラフターは6月26日、3社が共同で手がけるVR映画事業「VRCC(VR Cinema Consortium)」の先行体験上映を、新宿バルト9にて7月2日より開始すると発表した。映画館施設を用いた多人数同時鑑賞が可能なVR映画興行は日本初という。
映画コンテンツは、(1)2015年に「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された「evangelion:Another Impact(Confidential)」をVRで表現した「evangelion:Another Impact(VR)」(4分55秒)と、(2)CeBITで発表し、日本では初公開となるVRアニメ「夏をやりなおす」(5分44秒)、(3)人気アニメ初のVR版「おそ松さんVR」(6分24秒)──の3本立て。ガイダンス映像も含み、約30分の上映時間となる。料金は1500円だ。大人も学生も一律料金となる。13歳以下は鑑賞できない。
VR映画の配信は約1カ月に渡りテスト上映し、1日2回程度を予定。「集まり具合に応じて2回を3回に増やすなど、通常の興業スタイルにする」(東映 取締役企画調整部長の松村秀信氏)という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来