Microsoftは、スマートフォンのカメラを使ってウェブ上の画像を検索できる「Bing」の新機能「Visual Search」を公開したことをブログ投稿で明かした。AIを利用するこの新機能はまず米国で公開され、「iOS」版および「Android」版のBingアプリ、「Microsoft Launcher」(Android版のみ)で利用できる。Microsoftはこの機能をAndroid版「Edge」でも公開し、近日中にiOSデバイスとBing.comにも追加する予定だ。
「長年にわたる進歩を経て、ここにたどり着いた。クラウドコンピューティングの出現のおかげで、ピクセルを理解する能力を加速させることが可能になった」とBing Imagesのプロダクトリードを務めるVince Leung氏は述べた。
例えば、すてきなジーンズをはいている人を見かけて、そのジーンズのブランドを知りたくなったとしよう。Bingアプリを使ってそのジーンズを撮影すると、同検索エンジンがその物体を特定して、より詳細な情報へのリンクを提供してくれる。この機能は、建造物や植物などにも使うことが可能だ。
Microsoftの広報担当者は電子メールで寄せた声明で次のように述べた。「Microsoftが思い描いているのは、検索機能が検索ボックスを越えてユビキタスになり、変化する情報のニーズやテクノロジの使い方に適応する未来だ。われわれは、Visual Searchが検索の未来だと考えており、当社の検索ユーザーにとって役立つ新しいテクノロジや手法への投資を今後も継続していく」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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