中高生向けのIT・プログラミング教育事業を手がけるライフイズテックは、プログラミング教育を先導する人材育成を目的に、教員向けのIT・プログラミングキャンプ「TECH for TEACHERS CAMP」を8月に開催すると発表した。
小学校では2020年度、中学校では2021年度、高校では2022年度にプログラミング教育が必修化されることを受け、プログラミング教育への注目が高まっている。自治体や学校ではさまざまな準備が進められ、プログラミングを授業に取り入れるための指導研修や、指導者向けのテキスト、教材などが求められており、同社にも学校関係者からさまざまな問い合わせがあるという。
ライフイズテックでは2015年2月より、教員向けの授業支援サービス「TECH for TEACHERS Online」を無料で提供。教員向けにIT・プログラミングを知る機会を創出してきた。今回の取り組みは、これまで各地域で延べ2万8000名以上の中高生にプログラミング教育機会を提供してきたノウハウや、累計1000名以上の大学生メンターを育成してきた独自のプログラムを生かして実施するものになる。
TECH for TEACHERS CAMPでは、教員を対象に「Webデザインコース(HTML/CSS)」「Unityゲームプログラミングコース(2D・3D)」「映像制作コース」の3つのコースを用意。実際にIT技術を使ったものづくりに取り組みながら、最新のIT・プログラミングを知る機会や、教員同士の横のつながりを作るきっかけを提供するという。日本HPの協賛により、PCを持参することなく参加できるとしている。
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