位置情報ゲーム「Pokemon GO」に今週中(6月23日まで)に「フレンド機能」が実装されることが発表された。現実世界の友人とこれまで以上に協力しながら冒険を楽しめるだけでなく、ゲーム内で冒険に役立つ道具を贈り合ったり捕まえたポケモンを交換したりできるようになる。
フレンドになるためには、トレーナー固有のID「トレーナーコード」を相手とシェアする必要がある。誰かをフレンドに誘いたい時は、相手のトレーナーコードを入力して、リクエストを送る。相手がリクエストを承認するとフレンドとなり、自身のフレンドリストに表示されるようになるという。リストでは、そのフレンドが現在連れている相棒ポケモンや、直近のゲームプレイ状況、これまで歩いた距離などが表示される。
また、ポケストップやジムのフォトディスクを回したとき、道具のほかに特別な「ギフト」が手に入るようになるという。ポケストップで手に入れたギフトは自分では開封できないが、フレンドに贈ることができる。ギフトにはさまざまな冒険に役立つ道具のほか、ポケモンのタマゴが入っていることがある。このタマゴからは、アローラの姿をしたポケモンが生まれてくるという。ギフトには、ギフトを入手した場所を記したポストカードが添えられるので、外出先や旅先から挨拶代わりに贈ることもできるとのこと。
それぞれのフレンドには、そのフレンドとどれだけ一緒に冒険を共にしたかを表す「仲良し度」がある。フレンドにギフトを贈ったり、フレンドと一緒にレイドバトルやジムバトルに参加したりすることで、この仲良し度を上げることができる。仲良し度が上がると、フレンドと一緒にプレイしたときにさまざまなボーナスが発生するようになるという。仲良し度には、「知り合い・友達・仲良し・親友・大親友」の5段階があり、たとえば「仲良し」のフレンドと一緒にレイドバトルやジムバトルに参加すると、アタックボーナスが発生して戦いを有利に進められる。さらに、レイドバトルではもらえるプレミアボールの数が増えるという。
フレンドと捕まえたポケモンを交換することも可能になった。お互いのトレーナーレベルが10以上のフレンドが近くにいれば、持っているポケモン同士を交換できるという。交換する際には「ほしのすな」が必要になるが、交換に出したポケモンのアメが手に入り、お互いのポケモンをつかまえた場所が離れていれば離れているほど、ボーナスとしてもらえるアメの量も増えるという。
ただし、伝説のポケモン、色違いのポケモン、ポケモンずかんに登録されていないポケモンなどを交換するには、「特別なポケモン交換」を行う必要がある。これは「友達・仲良し・親友・大親友」のフレンド間で1日1回のみ行うことができるが、通常の交換よりも、ほしのすなが多く必要になるという。仲良し度の高いフレンド同士であれば、必要なほしのすなは少なくなるとのこと。なお、13歳未満のユーザーは、ポケモン交換はできないとしている。
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