「Intel初のディスクリートGPUが2020年に登場」
この簡潔なツイートは、Intelが同社の公式ニュースアカウントで米国時間6月13日に投稿したものだ。このメッセージとともに、2017年11月のプレスリリースへのリンクも載せている。このリリースは、AMDで「Radeon」テクノロジーグループのチーフアーキテクトを務めていたRaja Koduri氏がIntelに移籍したことを伝えるものだった。Koduri氏は、新たに立ち上げられたCore and Visual Computing Groupのシニアバイスプレジデント、Intelのチーフアーキテクト、エッジコンピューティングソリューションを推進する新しいイニシアチブのゼネラルマネジャーに就任している。
Intel's first discrete GPU coming in 2020: https://t.co/s9EPeFifBp pic.twitter.com/n5zmUY2Mc2
— Intel News (@intelnews) 2018年6月12日
Intelがこのツイートで今後登場すると明かした「ディスクリートGPU」が何を意味するのかについては、あらゆる可能性が考えられる。統合型より優れたベーシックなGPU製品を、AMDの力を借りずに発売するのだろうか?新製品「Core i7-8705G」のように、かなりの高パフォーマンスを実現した統合型の製品だろうか?あるいは、高性能だが比較的安価なワークステーション向けのプロセッサなのだろうか?コンソール関連という可能性もある。
仮想通貨ブームが起こっていることなどを考えれば、IntelのディスクリートGPUへの進出は、非常に良いアイデアだと評価できる。また、市場で強い力を持つIntelがNVIDIAのライバルになれば、消費者にとってもメリットがあるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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