社会的課題の解決で企業価値を高める--ヘルスケアなどに注力するオムロンの事業戦略 - (page 2)

坂本純子 (編集部)2018年06月08日 21時56分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

力を入れるヘルスケア事業と制御機器事業

 特に投資するのは、ヘルスケア事業と制御機器事業だ。ヘルスケア事業では、医療費の高騰などを背景に、「脳・新血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を目標とし、オムロンが得意とする「循環器疾患」「呼吸器疾患」「ペインマネジメント」の3領域で課題に取り組む。

ヘルスケア事業で取り組む社会問題の解決
ヘルスケア事業で取り組む社会問題の解決

 ゼロイベントとは、悲劇をまねく発作を未然に防ぐ挑戦だ。そのためには、一人一人にパーソナライズされた医療を実現する必要があると説明する。具体的には、常時血圧が測れる「ウェアラブル血圧計」などの革新的なデバイスを開発。そうして得たデータを蓄積、AIを用いて解析し、医師が診断・治療を支援するサービスプラットフォームの構築を目指す。オムロンは、2月に日本最大規模の遺伝子データベースを持つジェネシスヘルスケアと資本提携している。

米国で2018年度より販売開始予定のウェアラブル型の血圧計とモバイル心電計
米国で2018年度より販売開始予定のウェアラブル型の血圧計とモバイル心電計

 「生体情報、遺伝情報、医療情報、生活情報を総合的に分析し、一人一人に最適化されたパーソナル医療を実現したい」(山田氏)と説明した。

「ゼロイベント」実現に向けたパーソナライズ医療
「ゼロイベント」実現に向けたパーソナライズ医療

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]