Kickstarter

壁に線画やテキストを描くペンプロッタ「Scribit」--名画や日替わりメニューに

 絵心のない人でも日替わりの素敵なグラフィティを壁に描く方法として、壁面用インクジェットプリンタ「SprayPrinter」を以前取り上げた。

 今回は、SprayPrinterと同じコンセプトだが、線画を描くのに適した壁面用ペンプロッタ「Scribit」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

壁に線画が描けるペンプロッタ(出典:Kickstarter)
壁に線画が描けるペンプロッタ(出典:Kickstarter)

 Scribitは、垂直な面に沿って2次元移動することで、線画やテキストを描くデバイス。描画や消去は、無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォンのアプリから指示できる。名画や日々の格言を毎日描かせたり、レストランで日替わりメニューを紹介したりするのによさそうだ。

垂直な面に沿って2次元移動(出典:Kickstarter)
垂直な面に沿って2次元移動(出典:Kickstarter)
スマホのアプリで制御(出典:Kickstarter)
スマホのアプリで制御(出典:Kickstarter)

 使うには、まず壁面の上部2カ所に釘を打つなどして、本体をぶら下げるワイヤーをかける。そして、本体を電源に接続して壁面に沿わせれば、あとはアプリから描きたい絵を選ぶだけだ。大きな装置を設置する必要などない。

 垂直で平らな面であれば壁面の種類は選ばないものの、ホワイトボード、ガラス、プラスターボード(石膏ボード)などが適しているという。ペンは4本装着可能で、例えば4色を切り替えながら描ける。

ホワイトボード、ガラス、プラスターボードへの描画が得意(出典:Kickstarter)
ホワイトボード、ガラス、プラスターボードへの描画が得意(出典:Kickstarter)
最大4色で描ける(出典:Kickstarter)
最大4色で描ける(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月6日まで。記事執筆時点(日本時間6月6日14時)でキャンペーン期間は29日残っているが、すでに目標金額5万ドル(約545万円)の2倍近い約9万9000ドル(約1088万円)の資金を集めている。

Scribitの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]