以前、インターネット接続機能を備え、遠隔地から制御可能なペンプロッタ「iBoardbot」というユニークなデバイスを取り上げた。離れた場所からメッセージを送って描かせるなどして楽しめるものの、描画エリアが絵はがき程度と狭いため、用途が限定されてしまう。
そこで今回は、より大型のインターネット対応ペンプロッタ「Joto」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Jotoは、サイズが390×505×120mmのペンプロッタ。スマートフォンのアプリから無線LAN(Wi-Fi)またはBluetooth経由で操作して、文字を書かせたり絵を描かせたりできる。壁に掛けると、絵が変わるポスターのように使える。
インターネット経由でテキストを書かせると、友人や家族に手書き風のメッセージを送れる。毎朝ニュースや天気予報、スケジュールを書かせるのも、実用的だ。もちろんイレーサを備えており、前の表示内容を消して書き直せる。
制御用APIがあるので、各種アプリと連携させることも可能。例えば、TwitterやSlackなどで取得したテキストを自動描画させるプログラムも開発できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月13日まで。記事執筆時点(日本時間3月28日13時)でキャンペーン期間は16日残っているが、すでに目標金額10万ポンドの約2倍に相当する20万ポンド弱の資金を集めている。
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