メディカルノートとヤフーは6月4日、ヤフーが運営する「Yahoo!検索」と連携し、検索結果画面において各種疾病に関する情報の提供を開始したと発表した。
同社は、患者にとって最良の医療に出会うためのヘルスケアプラットフォーム「メディカルノート」を運営。医療の最前線で活躍する著名な医師や専門家が保有するエビデンスや臨床経験に基づいた信頼できる情報を、一人でも多くに伝えることを目指している。なお、総勢1400名の医師および専門家、700にのぼる医療機関が参加・支援しており、10万人のユーザーに対して専門的な医療相談サービスを提供しているという。
昨今、病気の診断を受けた、また体調の異変を感じているという人がインターネット検索によって情報収集をするケースが増える中、たどり着いた情報が信頼できるものかどうかという判断が難しいことが、インターネットでの医療情報の収集における大きな課題となっている。
そこで、ヤフーとメディカルノートが連携し、Yahoo!検索で疾病名を検索した際の検索結果画面において、メディカルノートが提供する病気の概要や症状、原因などの情報掲載を開始した。
同情報は全て医師が執筆しており、かつ臨床・教育・研究の第一線で活躍する各領域のエキスパートといわれる医師の監修を得るなど、内容の信頼性を重視。これにより「信頼できる医療情報の提供」という課題の解決に貢献する。
なお、対象となる検索ワードは「インフルエンザ」、「高血圧」などの一般的な疾病や「脳卒中」、「関節リウマチ」などの約1000種。対象ワードは、今後、難病・希少疾患も含めて拡大していく予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス