HP Inc.は米国時間5月29日、2018会計年度第2四半期決算(4月30日締め)を発表した。純利益は11億ドル、1株当たり利益は64セントとなり、売上高は前年同期比13%増の140億ドルとなった。非GAAPベースの1株当たり利益は48セントとなった。
アナリストらは非GAAPベースの1株当たり利益を48セント、売上高を135億7000万ドルと予想していた。
HPの最高経営責任者(CEO)Dion Weisler氏は、同社がイノベーションと経営効率化に注力していると述べた。同社は、同四半期のフリーキャッシュフローを9億3700万ドルと報告している。IDCのデータによると、HPはPCメーカーとしてトップの位置にある。
事業部門別に売上高を見ると、パーソナルシステム事業は前年同期比14%増、うちコマーシャル(法人)向けは16%増、コンシューマー向けが10%増となった。プリンタ事業は11%増となり、法人向け製品が同事業をけん引している。サプライ製品の売上高は8%増となった。プリンタ事業の売上高の増加には、HPによるサムスンのプリンタ事業買収が寄与しているとみられる。
そのほか、以下の数字が発表された。
今後の見通しとして、HPは第3四半期の1株当たり利益(非GAAPベース)を49〜52セントと見込んでおり、2018会計年度通期では1ドル97セント〜2ドル2セントと予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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