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実店舗でも現金で“後払い“--翌月まとめて決済「atone」がQR決済に対応

山川晶之 (編集部)2018年05月24日 15時15分
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 ネットプロテクションズは5月24日、カードレス決済サービス「atone」の新機能として、QRコード決済機能を追加すると発表した。2018年8月頃の提供を目指す。

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実店舗でカードレス決済が利用可能になる「atone」のQRコード決済

 同社は、2002年に後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始。後払い決済サービスでは、国内で半数のシェアを持つトッププレイヤーとなっている。累計ユーザー数は1億4000万人、会員数は185万人を突破している。1万6500社の加盟店と90社以上のアライアンス基盤も持つ。2017年6月には、これまで取引ごとだった支払いを一本化し、翌月にまとめて決済できるサービスとしてatoneをローンチした。

 QRコード決済に対応することで、これまでメインだったECだけでなく実店舗での決済にも後払いを適用できるようになるという。店舗でのキャッシュレス決済は、銀行口座に直結したデビットカードタイプのほか、事前にチャージして使用する電子マネータイプ、クレジットカードを使った後払いがメインだが、atoneではカードを使わずに決済をひとまとまりにできる。

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今回提供する新機能

 支払いは、現金でのコンビニ振込や口座振替が利用できる。現金主義でクレジットカードを持たないユーザーであってもキャッシュレス決済ができるため、「手持ちがない」といった場合の購買機会の損失を防ぐことができる。また、会員登録なしに、SNS認証のみでの利用も可能という。

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atoneのQRコード決済の利用フロー

 店舗側でも、初期費用・月額利用料はなく、決済手数料が1.9%からとクレジットカードと比べて安価なほか、ユーザーが支払えなかった場合の代金未回収リスクもネットプロテクションズが肩代わりする。現金管理を減らすことで、業務不可の軽減にもつながるという。

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ユーザーと店舗の利用メリット

 現在、POS連携も含めQRコードの表示にはタブレット端末が必要だが、小さな商店から大型店までさまざまな規模での導入を見込んでおり、QRコードの紙での印刷などにも対応するという。また、atone独自のポイントプログラムにより、決済の0.5%分がポイントとして貯まる。NP後払いのユーザー数である185万人の既存会員をatoneに誘導できるため、現金主義ユーザーのカードレス決済需要のさらなる増加を見込む。

 同社では、2018年度で月間取扱高12億円、単体売上2.8億円、利用店舗数500店舗、会員数100万人を目標としており、3年後には年間取扱高1000億円、会員数1000万人を目指す。

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さまざまなユースケースを想定する

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