TwitterとSquareの最高経営責任者(CEO)であるJack Dorsey氏が、ニューヨークで開催されたブロックチェーン関連のカンファレンス「Consensus」で、ビットコインに対する熱意をあらためて示すとともに、ビットコインの使用拡大を目指すSquareの最近の取り組みについて話した。
Dorsey氏は壇上で、「インターネットはネイティブな通貨を持つようになるので、それが実現するのを待つのではなく、その実現を促進しよう」と述べた。「その通貨がビットコインになるかどうかは分からないが、私はそれを期待している」(Dorsey氏)
Squareは1月に、「Cash App」を通じてビットコインを即時売買できる機能を米国で提供している。こうした動きは、ビットコインがより一般的な決済手段となる上で立ちはだかる多くの壁を浮き彫りにしている。仮想通貨は広範に受け入れられておらず、多くの人々は使うのではなく保有する傾向にある。しかし、Dorsey氏が仮想通貨を支持し続けることで、デジタル通貨を構築しているコミュニティーは、さらなる支持を呼び込む可能性のある有名な支援者を味方につけることになる。
Squareは5月、第1四半期に3410万ドル相当のビットコインを売却したが、購入に3390万ドルを支出する必要があり、利益はわずか20万ドルだったと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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