Squareは米国時間1月31日、送金サービス「Square Cash」のほとんどのユーザーを対象に、ビットコインでの取り引きができるようにしたと明らかにした。
Squareのウェブサイトによると、ニューヨーク州、ジョージア州、ワイオミング州、ハワイ州の居住者を除く米国のすべてのユーザーは、「Cash App」を通じてビットコインを即時売買できるという。同社は残る地域にも対応するよう取り組んでいる。
Squareによると、ユーザーはアプリを通じて週に最大1万ドル相当のビットコインを購入できるが、売却できるビットコインの数量は制限されない。Squareがユーザーの代わりにビットコインを保有し、アプリを通じて売却や引き出しができる。
Squareの最高経営責任者(CEO)で、TwitterのCEOも務めるJack Dorsey氏は、「われわれがビットコインを支持するのは、これが万人のためのより良い金融アクセスに向けた長期的な道のりになると考えているからだ。これは小さな一歩だ」とツイートした。
ビットコインに対応するまで、Cash Appは「Venmo」の競合として主に個人間決済に使われていた。同アプリは「iOS」版と「Android」版があり、ユーザーはいつでも必要な時にお金を引き出したり、個人の銀行口座からお金を追加したりできる。「他のアプリと異なり、(Cash Appでの)ほとんどの売買は数秒で行われる」と同社のウェブサイトには書かれている。
ビットコインの売却に手数料はかからないが、売買されるビットコインの価格はスプレッドを含む仲値相場から計算される。
Cash Appユーザーは、Squareのオプションであるデビットカードを通じてビットコイン収入を使えるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス